httpd: apr_sockaddr_info_get() failed が Apache で発生
Apache を再起動させたところ、以下のエラーが発生した。
[root@centkun ~]# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
httpd を停止中: [ OK ]
httpd を起動中: httpd: apr_sockaddr_info_get() failed for web001.masudaq.local
httpd: Could not reliably determine the server's fully qualified domain name,
using 127.0.0.1 for ServerName [ OK ]
Web サーバーとしての動作には、問題ないのだが、やっぱり気持ち悪い。
要約すると、"web001.masudaq.local " が、名前解決でき...
続きを読む
Linux Apache で ASP.NET カスタムアプリを実行する
先回は、Linux の Apache で ASP.NET を実行する方法を紹介した。
今回は、Linux の Apahce で ASP.NET カスタムアプリケーションを動作させる方法について紹介する。
ここでは、CentOS 5.5 x64 を例にとり、説明を進める。 また、環境は、「Linux の Apache で ASP.NET を実行する」の手順に沿ってセットアップ済とする。
AutoHosting の設定を行う。Mono
1.1.10 より以前のバージョンでは、ASP.NET アプリケーションをホストする毎に Apache の構成ファイルを手動で変更する必要があったが、Mono
1.1.10 以降のバージョンでは、この AutoHosting
を使うことにより、ASP.NET アプリケーションを簡単にホストできる。
[root@centkun ~]# vi /etc/h...
続きを読む
Linux の Apache で ASP.NET を実行する
先回の記事では、"Mono" を使い、Linux
で ASP.NET を実行する方法を紹介した。
先回の記事では、xsp Web サーバーを使い、デモプログラムを実行した。
今回の記事では、Web サーバーの大本命である "Apache HTTP Server" 上で、ASP.NET を動作させる方法を紹介する。
もちろん、OS は、前回同様に Linux を用いる。
ここでは、CentOS 5.5 x64 を例にとり、説明を進める。
以降の手順は、先回の記事、Linux
で ASP.NET を実行する方法の手順を終えていることを前提とする。
[http://mono-project.com/] へアクセス、[download]
を選択する。
[1. Sel...
続きを読む
Apache CGI を有効にする
Apahce 名前ベースのヴァーチャルホスト (name-based virtual hosting)に引き続き、Apache で CGI を有効にする方法を紹介する。
[root@centkun ~]# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
拡張子とハンドラーを関連付ける。
(before) #AddHandler cgi-script .cgi
(after) AddHandler cgi-script .cgi
CGI スクリプトの実行を許可する。以下の設定は、すべてのディレクトリ "/" 以下に CGI スクリプトの実行を許可している。
(before)
<Directory />
Options FollowSymLinks
AllowOverr...
続きを読む
Apahce 名前ベースのヴァーチャルホスト (name-based virtual hosting)
Apache HTTP Server のヴァーチャルホスト機能の構成方法について説明する。
ヴァーチャルホスト機能の構成方法とは、IIS でいうところのホストヘッダーに該当する。
つまり、単一環境に、IP や ポートの違いで 、複数の Web サーバーを構築するのではなく、ホスト名の違いによって、複数の Web サーバーを構築する。
単一環境で、「http://dot-net.masudaq.com」、「http://java.masudaq.com」のアドレスの違いで、全く別のコンテンツをホストできる。もちろん、共存するホスト名は、それぞれがサブドメインである必要もなく、全く別の異なるホスト名もよい。
Apache HTTP Server のヴァーチャルホスト機能には、他にもいろいろなことができるが、今回は、この「名前ベースのヴァーチャルホスト
(name-based virtual hosting) 」の構成方法について説明...
続きを読む
Apache リバースプロキシで文字化けする
Apache リバースプロキシを導入した際に文字化けが発生する場合の対処方法について紹介する。
開発用サーバーでは、文字化けが発生することはなかったが、運用サーバーで Apache リバースプロキシを経由した場合に文字化けが発生することがある。
これは、Apache リバースプロキシの文字コードとコンテンツの文字コードが異なる場合に発生する。
デフォルトでは、Apache 構成ファイル "httpd.conf" の "AddDefaultCharset" ディレクティブが "UTF-8"
に設定されている。
#
# Specify a default charset for all content served; this enables
# interpretation of all conte...
続きを読む
CentOS 5.4 で、Apahce と Tomcat 6 の連携
CentOS 5.4 で、Apache を Web サーバー、Tomcat 6 をアプリケーションサーバーにする
前回は、Tomcat をデーモンとして、システム起動時に Tomcat
が自動起動するように設定した。本記事の趣旨としては、開発環境ではなく、運用環境を目的としている。
Tomcat には、簡易的な Web サーバーが搭載されていて、デフォルトでは、http://localhost:8080/
でアクセスが可能だ。もちろん、この簡易 Web サーバーを運用環境としても利用してもよいが、あくまで簡易的な Web サーバーなので、一般的な Web
サーバーで利用可能な、ネットワーク負荷分散、リーバスプロキシ、ホストヘッダ機能等が搭載されていない。さらには、これらの機能が搭載されていたとしてもある程度の規模であれば、負荷分散、可用性、信頼性の面から、Web
サーバーを Tomcat と分離させた方が良い...
続きを読む