ML115 G5 610-Temperatrue Violation Detected

今年の夏は本当に暑い。空調を入れないでいると室温の平均が 30℃ 以上だ。 ましてや、湿度も 50% を超えて、体感温度はかなりものがある。 そんな中で、 空調を入れない室内で一緒にがんばってくれている ML115 G5 の電源が突然切れた。 (ファンを換装したマシンでのみ発生する現象。デフォルトのファン構成では再現はない。) UPS を入れているわけではないので、電源の瞬断でもあったとおもい電源を入れると、以下のようなメッセージが表示された。 610-Temperatrue Violation Detected! Wating 5 minutes for system to cool. Press ESC Key to resume booting without wating for the system to cool. Warning: Pressin... 続きを読む

Linux 統合サービス v2.1 の評価 IDE HDD 編

Linux Integration Services Version 2.1 for Microsoft Hyper-V の IDE ハードディスクサポートの評価情報を紹介する。 まずは、Linux 統合サービス v2.1 インストール前のハードディスクの情報を収集する。 以下は、ブートログの抜粋。 ide: Assuming 33MHz system bus speed for PIO modes; override with idebus=xx  PIIX4: IDE controller at PCI slot 0000:00:07.1  PIIX4: chipset revision 1  PIIX4: not 100% native mode: will probe irqs later    ide0: BM-DMA at 0xffa0-0xffa7, BIOS settings: hda... 続きを読む

Hyper-V Synthetic network adapter の日本語訳

以下のサイトに "Synthetic network adapter" という単語が掲載されている。 How to Configure Network Adapters for a Virtual Machine 以下のページ、日本語版を参照すると、"Synthetic network adapter" は、"統... 続きを読む

Your system DOES NOT support the timesource driver

Linux 統合サービス v2.1 のインストールモジュールをメイク時に以下のメッセージが表示されることがある。 "Your system DOES NOT support the timesource driver" これは、Red Hat Enterprise Linux 5 x64 系統の Linux OS で発生する。 Linux 統合サービス v2.1(Linux Integration Services Version 2.1 for Microsoft Hyper-V) の制限事項として、ゲスト OS を Red Hat Enterprise Linux 5 x64 とした場合、"Pluggable Time Source component" がサポートされないということが原因。 Red Hat Enterprise Linux 5 x86 系統の Li... 続きを読む

Linux 統合サービス バージョンの確認方法

先日リリースされた、Linux 統合サービス v2.1 では、新たに "modinfo" コマンドに対応し、インストールされている統合サービスモジュールのバージョンが確認できるようになった。 まず、インストールされている Linux カーネル モジュールの一覧を表示する。 [root@centkun ~]# lsmod | grep vsc blkvsc 70184 3 storvsc 64264 0 netvsc 73504 0 vmbus 88304 3 blkvsc,storvsc,netvsc scsi_mod 196953 5 scsi_dh,blkvsc,storvsc,libata,sd_mod Linux 統合サービス v2.1 の カーネル モジュール ... 続きを読む

Linux 統合サービス v2.1 アップグレード

前回の記事では、Linux 統合サービス v2.1 の新規インストール方法を紹介した。 では、すでに Linux 統合サービス v2.0 がインストールされている環境において、 Linux 統合サービス v2.1 へアップグレードするにはどうしたらよいか。 方法は... 続きを読む

Linux 統合サービス kernel-devel のバージョン

前回の記事にあるように Linux 統合サービスをインストールする際には、カーネルのバージョンと kernel-devel のバージョンを完全に一致させる必要がある。 これは、Linux 統合サービスの Makefile を参照するとわかるのだが、参照ライブラリのパスに "uname -r" コマンドが使用されることにある。 また、当方の CentOS 環境では、最新の kernel-devel をインストールしてもシンボリックリンクの参照先が間違っており、make に失敗していた。 [root@centkun ~]# ls -l /lib/modules/2.6.18-194.el15/build /lib/modules/2.6.18-194.el15/build -> /usr/src/kernels/2.6.18-194.el15-x86_64 (*) この場合、存在し... 続きを読む

Linux 統合サービス v2.1 インストール

つい先日、Linux 統合サービス v2.1 がリリースされた。 以降では、"Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2" のインストール手順を紹介する。 (*) この記事では、過去の Linux サービスがインストールされていない環境への新規インストールを対象としている。 まず、以下のサイトより、"Linux Integration Services v2.1 for Microsoft Hyper-V.EXE" をダウンロードする。 Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2 "Linux Integration Serv... 続きを読む

Linux 統合サービス v2.1 リリース

つい先日、"Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2" がリリースされた。 Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2 今回のリリースの特徴と概要は、以下のとおり。 Driver support for synthetic devices: ネットワーク ドライバー、ストレージ ドライバーの提供 Fastpath Boot Support for Hyper-V: Virtualization Service Client によるパフォーマンスの強化 Timesync: ホストとの時刻同期 Integrated Shutdown: Hyper-V Manager によるシャットダウンのサ... 続きを読む

Hyper-V への Linux インストール

Hyper-V のゲスト OS として、Linux をインストールする場合、OS をインストールする前に、"レガシ ネットワーク アダプター" を追加しておく。 これは、Linux が、Hyper-V のネットワークアダプターを自動認識しないため。インストール後にネットワークアダプターのドライバーをインストールすることもできるが、インストール後にネットワークを利用できないと手間がかかり、セットアップ作業の生産性が落ちるため、"レガシ ネットワーク アダプター" を追加しておいた方がよい。 新規に作成した仮想マシンを選択し、右クリックメニューから、[設定] を選択する。 [ハードウェア] -> [ネットワークアダプター] を選択し、[削除] を選択、[適用] を選択し、設定を有効にする。 次に、[ハードウェア] -> [ハードウェアの追加]... 続きを読む

CentOS 5.5 インストール

http://www.centos.org/ へアクセスし、[Downloads] -> [CentOS-5 ISOs] を選択する。 今回は、x64 版をインストールするので、[x86_64/] を選択する。 任意のダウンロードサイトから、バイナリイメージをダウンロードする。 当環境では、"Mozilla Firefox" のアドオン "FireTorrent" を使い、"CentOS-5.5-x86_64-bin-DVD.torrent " ファイルをインデックスに以下のファイルをダウンロードした。 CentOS-5.5-x86_64-bin-DVD-1of2.iso CentOS-5.5-x86_64-bin-DVD-2of2.iso 物理環境の場合は、&qu... 続きを読む

ML115 G5 ファン 交換 猛暑編 2

前回の記事では、以下の製品を用い、リアケースファンを 9cm から、12cm に換装した。 大きな問題は発生していないが、ケースの干渉を変形させてまで換装するのには抵抗がある。 そこで、他の 9cm -> 12cm 変換アダプターを購入し、実験してみた。 結果、以下の 2 つの製品は、ML1... 続きを読む

MASUDAQ Blogger Beta マイナーバージョンアップ

当コンテンツをホストしているサーバーアプリケーション "MASUDAQ Blogger Beta" のマイナーバージョンを Build 2.1.6.29140 から、Build 2.2.1.37998 へアップした。 今回のマイナーバージョンの主なアップデート項目は以下の通り。 既存のカテゴリをタグに変更 新規にカテゴリー機能を追加 カテゴリーマスター(XML) を追加 ナビゲーションリンク(月単位、日単位、タグ、カテゴリー)を追加 記事毎に所属カテゴリー(複数)の階層リンクを表示 "MASUDAQ Blogger Beta" とは、MASUDAQ.COM が提供するソリューションの一つであり、.NET Framework ランタイムで動作するブログサーバーである。 正式リリースは未定だが、ニー... 続きを読む

IIS ASP.NET 複数バージョン混在時のエラー

前回の記事では、Windows Server 2008 の IIS 7 では、バージョンの異なる .NET Framework ランタイムをアプリケーションプール単位で混在させることができることを紹介した。 今回は、複数のバージョンの異なる ASP.NET アプリケーションをホストする際の注意点を説明する。 一つのサイトに複数のバージョンを混在させると、以下のようなメッセージが出力され、エラーが発生する場合がある。 ファイルまたはアセンブリ 'Masudaq.Library.Net'、またはその依存関係の 1 つが読み込めませんでした。このアセンブリは現在読み込まれているランタイムより新しいランタイムでビルドされているため、読み込むことができません。 スタック トレース: [BadImageFormatEx... 続きを読む

IIS ASP.NET バージョンの変更と混在

Windows Server 2008 の IIS では、ASP.NET のランタイムの .NET Framework のバージョンを変更、さらには、混在させることもできる。 Windows Server 2008 の IIS のデフォルトは、.NET Framework v2.0 だが、昨今では、.NET Framework v4.0 がリリースされている。 Visual Studio のプロジェクトのプロパティの [対象のフレームワーク] で、".NET Framework 4" を選択し、ASP.NET アプリケーションを開発した場合は、運用サーバーの IIS のランタイムも ".NET Framework 4" にする必要がある。 まずは、運用サーバー側に .NET Framework 4 がインストールされていない場合は、.NET Framework 4 をインストール... 続きを読む

ML115 G5 ファン 交換 猛暑編

猛暑ですね。とても暑い。 以前に ML115 G5 の静音化を目的に、CPU ファン、ケースファンを交換した評価マシンだが、この猛暑の常温 (室温 34度位) では、ハードディスクのアクセスが頻繁になると、急に電源が切れてしまう現象が発生。 標準ファンを使用している ML115 G5 では、極端に負荷をかけても、電源が急に切れてしまう現象はまったく発生していない。 どうも、急に電源が切れてしまうマシンでは、温度があがりすぎて、強制的に電源が切られているような様子。 また、このマシンは、空調を入れている状態では、急な電源オフは発生しない。 温度との因果関係は明らか。 そこで、ML115 G5 の冷却性を上げる施策をすることとした。 追加投資はしたくないため、ありもののパーツで実現したい。 以前購入したが、ケースとの物... 続きを読む