PC で地デジ録画 LAN を介して PC で視聴する

最近の PC 用地デジチューナーには、DLNA の DTCP-IP 対応をうたっているものが多い。スペック概要では、PC で録画した番組をネットワークを介して DTCP-IP デバイス ( 昨今の液晶テレビ、PS3) での再生が可能というものだ。 この DTCP-IP は、家電よりの規格なのか、PC 的な説明がなされておらず、仕様に不明点が多い。PC 用地デジチューナーにおいて、DLNA DTCP-IP 対応とは、DTCP-IP サーバー機能が提供されているということ。 以下の製品では、DTCP-IP サーバーソフトウェアがバンドルされている。   ネットワークを介した実際の利用シーンとして、リビングにある家電地デジレコーダーもしくは、PC ( ホームサーバー ) で番組を録画して、各部屋にある PC で録画した番組を視聴するというスタイルが一... 続きを読む

ML115 G5 CPU 省電力化

ML115 G5 の CPU を "Phenom X4 9950 Black Edition BOX" に換装し、評価環境として利用していた。ファンを静音化し、デスクトップしての利用もありかなと思っていたが、消費電力の点で、不満があった。 評価利用でもメモリリークなどの運用時に露呈する問題を先行精査するためには、常時起動しておくことが必要だからだ。 しかしながら、常時起動しておくと、電気代がかなりの額となる。ランニングコスト、経費節減の点でも重要な指標となる。CPU の性能向上、イコール、電力アップというのが定石だと諦めていたが、最近の CPU 事情は変わってきたようだ。 "Phenom X4 9950 Black Edition BOX" では、TPD が 140 W、ワットチェッカー等を使って正しく計測したわけではないが、電気代は気になる金額となる。 それが、&qu... 続きを読む

Dovecot の仮想ユーザー対応

以前の記事で、SMTP 認証の仮想ユーザー対応について紹介した。 メールサーバーにおいての仮想ユーザーとは、Linux アカウント (/etc/passwd) を作成することなく、メールサーバー独自のユーザーを指す。 今回は、POP3/IMAP サーバー dovecot での仮想ユーザー対応方法を紹介する。 "dovecot" グループを作成する (CentOS では、dovecot インストール時に作成されている)。GID は、任意。 [root@centkun ~]# groupadd -g 510 dovecot  "dovecot" ユーザーを作成する (CentOS では、dovecot インストール時に作成されている)。GID は、任意。 [root@centkun ~]# useradd -M -s /sbin/nol... 続きを読む

dovecot の pop3, imap 認証で sasldb データベースを利用する

以前の記事では、sendmail において、SMTP 認証で使用するユーザー、パスワードを Linux アカウントではなく、auxprop プラグインで独自管理する方法を紹介した。 この際、auxprop プラグインは、"Berkeley DB" 形式のデータベース: /etc/sasldb2 ファイルに格納されたユーザー情報をリソースとする。 しかしながら、致命的な問題として、Dovecot は、認証リソースとして、sasldb( Berkeley DB 形式 ) をサポートしていない。 [Dovecot] Auth user from sasldb with dovecot Re: [Dovecot] Auth user from sasldb with dovecot - Timo Sirainen - org.dovecot.dovecot - ... 続きを読む