Windows 7 x64 環境への Eclipse のインストール方法

2010/02/27
★★★★

http://www.eclipse.org/ -> [Downloads] -> [Projects] -> [Eclipse Project] を選択。
なぜか、[Projects] を選択した際に、プロジェクトの一覧が表示されないことがある。
試してはいないが、IE 8 の問題だとおもう。

Build Type の Latest Release(2010/02/27 現在) である 3.5.2 をクリックする。

[Eclipse SDK] - [Platform] から、Windows (x86_64) を選択し、[eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64.zip] をダウンロードする。今回は、Web からダウンロードするので、[Download] から、(http) をクリックする。

すると、[Important Notes] のページに遷移するので、内容を読むと、「このリリースビルドは、64bit 版の JVM が必要となる。32bit 版の JVM 上では、実行することができない。例えば、Sun 64bit 1.5 JVM for AMD64 を利用すれば実行することが可能。Sun 1.4.2 JVM for AMD64 は、32bit 用なので、このリリースビルドは、実行できないことに注意すること。」とある。

筆者の環境で、コマンドラインから、java -version コマンドを実行すると以下のように出力された。

>java -version
java version "1.6.0_16"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_16-b01)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 14.2-b01, mixed mode)

さらに、where java コマンドを実行して、どこの java.exe が実行されているかを調べた。筆者の環境では、以下のように出力された。

>where java
C:\Windows\System32\java.exe

System32 ってことは、32bit 版の java が実行されているのと考えたが、C:\Program Files (x86)\Java にも、C:\Program Files\Java にも JRE があり、正直、自分の環境がどういった状態にあるのか、よくわからなかった。これは、DLL Hell ならぬ、Java Hell 状態だ。さらには、Windows の [プログラムのアンインストールまたは変更] を見ると、Java(TM) 6 Update 16(64bit) と Java(TM) 6 Update 17 がインストールされていることがわかった。結局、Eclipse の実行環境を満たしているのかがわからず、初心に帰り、JDK の 64bit 版をインストールすることとした。

JDK は、http://jp.sun.com/ から、[ダウンロード] - [開発者向け Java(英語)] をクリックする。[Java Platform, Standard Edition] - [Download JDK] をクリック。

Java SE Downloads ページに遷移するので、[Platform] から、[Windows x64] を選択し、[Download] をクリック、ログオンダイアログが表示されるが、今回は、ログオンしないので、[Skip this Setp] を選択、ダウンロードが開始する。ダウンロードが始まらない場合は、jdk-6u18- windows-x64.exe から、ダウンロードする。ダウンロード後、jdk-6u18-windows-x64.exe を実行し、インストーラよりインストールする。インストールウィザードのオプションは、すべてデフォルトでインストールした。インストーラによると最後に、「Java(TM) SE Development Kit 6 Update 18 (64bit) が正常にインストールされました。」と表示されるので、この時点では、素直に受け入れることとした。インストール後の java -version コマンドの出力結果は、以下の通り。

>java -version
java version "1.6.0_18"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_18-b07)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 16.0-b13, mixed mode)

次に、Eclipse のダウンロードに戻り、eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64.zip をダウンロードする。どこのミラーサイトから、ダウンロードしても違いはないだろう。ダウンロード後、eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64.zip を展開する。展開後のモジュールを以下のパスにコピーした。

C:\Program Files\eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64\eclipse

長いファイル名は、問題となることが多いが、Java Hell を考慮して、わかりやすい名称とした。次に、eclipse.exe ファイルを選択し、右クリックメニューから、[プロパティ] を選択、[セキュリティ] - [ブロックの解除] をクリックし、UAC のわずらわしさを回避した。eclipse.exe のショートカットをデスクトップに作成し、準備は完了だ。

筆者の環境では、Eclipse が普通に起動した。次回は、Eclipse の日本語化について調査、実施することとする。

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