WTP(The Eclipse Web Tools Platform) のインストール方法

2010/03/01
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WTP(The Eclipse Web Tools Platform) は、Eclipse を IDE として、Web に特化した開発環境を構築できる Eclipse プラグインだ。ここでは、既存の Eclipse に対して、WTP をプラグインして利用する。WTP が Eclipse と同梱されているパッケージ版もあるので、インストールが手間な場合は、"Eclipse IDE for Java EE Developers" を利用するとよい。"Eclipse IDE for Java EE Developers" は、以下のサイトでダウンロード可能だ。

http://www.eclipse.org/ から、[Download] -> [Eclipse Packages]で、"Eclipse IDE for Java EE Developers" を選択する。

手動でのインストールでは、以下のパッケージが事前に必要となる。(WTP R-3.1.2-20100211202452 の利用が前提。)

  1. Eclipse Platform (Platform, JDT)
  2. EMF v2.5 Runtime Minimum executable code.
  3. EMF XSD v2.5 Runtime Minimum executable code.
  4. Graphical Editing Framework (GEF)
  5. Data Tools Platform (DTP) (required only for EJB or JPT development)

1 は、Eclipse 本体なので、インストール方法は、他のリソースを参照されたい。
2 は、zip を展開後、Eclipse のインストールパス以下の features, plugins へ同フォルダ内のモジュールをそれぞれコピーする。3, 4, 5 も 2 同様にの手順で Eclipse インストールパス以下に配置する。

次に、WTP 本体をインストールする。WTP をダウンロードする。(2010/03/01 現在では、wtp-R-3.1.2-20100211202452.zip が最新版。)zip ファイルを展開後、Eclipse のインストールパス以下の features, plugins へ同フォルダ内のモジュールをそれぞれコピーする。plugins 以下のいくつかのモジュールは、2, 3, 4, 5 のモジュールと同様のものが含まれているようだ。

インストールが完了したら、Eclipse を再起動する。[File] -> [New] -> [Project...] で、[Web] ノード以下に "Dynamic Web project" が追加されていることを確認する。これでインストールは完了だ。