ML115 G5 RAID HDD Degraded 復旧 3

2010/07/25
★★★

ML115 G5 のオンボード RAID でミラーを構成して評価環境としていたが、HDD が物理的に故障した

そして、HDD の保証期間中だったため、RMA を利用し、新しい HDD と交換した

今回は、いよいよ HDD を交換し、環境を復旧する。

まず、新しい HDD を取り付け、マシンを起動する。

故障時とは異なり、"Sec Master..IDE Hard Disk" が自動検出された。
HP System BIOS HDD Auto-Detecting

RAID のアレイ検出では、故障時と同様に、デグレ (Degraded) とのステータスが表示された。
自動修復は行われないようだ。

MediaShield BIOS でステータスをみるも故障時と変化はない。
ただ、よくみると、"[N] New Array" コマンドが有効になっており、空きのデバイスがあること認識しているようだ。
MediaShield BIOS Array List 1

 Array 1 を参照する。
MediaShield BIOS Array Detail

"[R] Rebuild" を選択すると、リストに新しく追加したディスクが表示される。
MediaShield BIOS Array Select Disk

新しく追加したディスクを選択し、"[A] Add" を選択する。
MediaShield BIOS Array Add Disk

アレイのリビルドを許可する。
MediaShield BIOS Array Rebuild

新しく追加したディスクのデータの上書きを許可する。
MediaShield BIOS Array Disk Overwrite

アレイの一覧画面に戻る。リビルドの設定をしたアレイの状態が "Rebuild" になっている。
MediaShield BIOS Array List 2

"[Ctrl + X] Exit" を選択し、OS を起動する。

ミラーを再構成するので、ハードディスクのアクセスランプが点灯し続ける。
ML 115 G5 HDD Access LED

[NVIDIA コントロール パネル] -> [ストレージ] より [ストレージ設定の表示] 画面で、ストレージのステータスが再構築になていることを確認する。
NVIDIA コントロール パネル 再構築

しばらくして、再構築が完了したことを確認する。当環境では、1日ほどで再構築が完了した。
NVIDIA コントロール パネル