MASUDAQ BLOG

NO DEVELOPMENT NO LIFE.

Blazor WebAssembly から ASP.NET Core Web API を介した Azure OpenAI Service 応答ストリーム(Server-Side Events)の受信

2024/03/10
★★★

Blazor WebAssembly から中間層を介した Server-Sent Events の受信 前回、Azure OpenAI Service からのストリーム応答を ASP.NET Core Web API を介して、フロントエンド アプリで受信する方法を説明しました。 ASP.NET Core Web API を経由した Azure OpenAI Service 応答ストリーム(Server-Side Events)の受信 前回は、フロントエンド アプリを .NET コンソール アプリで実装しましたが、今回は、フロントエンド アプリに Blazor WebAssembly を使用した例を説明します。 Blazor WebAssembly を使用することで、...

ASP.NET Core Web API を経由した Azure OpenAI Service 応答ストリーム(Server-Side Events)の受信

2024/03/08
★★★★

中間層を介した Server-Sent Events 前回、Azure OpenAI Service からの応答をストリームで受信する方法を説明しました。Azure OpenAI Service では、応答を Server-Sent Events で受信でき、順次、回答の部分文字列を取得でき、取得した文字列を順次レンダリングすることができます。 Azure OpenAI Client Library で応答をストリームで受信する ただし、Azure OpenAI Service を利用したシステムを構築する場合では、前回の例のようなフロントエンドから直接 Azure OpenAI Service へ要求を行うシーンは少ないと思います。 多くのシステムでは、以下のように...

Azure OpenAI Client Library で応答をストリームで受信する

2024/03/05
★★

応答をストリームで受信 Azure OpenAI client library for .NET では OpenAIClient クラスの GetChatCompletionsStreaming メソッドで、生成された回答をストリームで取得できます。ストリーム取得することで、生成された回答の文字を順次取得することができます。 Azure OpenAI client library for .NET では、以下のようなコードで、ストリームで応答を受信できます。 OpenAIClient openAIClient = new(new Uri(aoaiEndpoint), new AzureKeyCredential(aoaiApiKey));ChatCompletionsOp...

Azure OpenAI Client Library HTTP ログ出力を LoggerFactory に転送する

2024/02/25
★★

Azure OpenAI client library for .NET ログ出力の有効化 Azure OpenAI client library for .NET のログ出力を有効化する方法を以下の記事で説明しました。 Azure OpenAI Client Library HTTP ログ出力の有効化 この記事では、AzureEventSourceListener.CreateConsoleLogger、AzureEventSourceListener.CreateTraceLogger メソッドを使用して、ログの出力先を指定していました。また、これらのメソッドの引数で、ログレベルを設定していました。 今回は、Azure OpenAI client library ...

.NET 8 コンソールアプリで、DI(Dependency Injection) する

2024/02/24
★★

Host.CreateDefaultBuilder と Host.CreateApplicationBuilder 以前の記事で、コンソール アプリで依存性の注入をするために、Generic Host を使う方法を説明しました。 .NET コンソールアプリで、DI(Dependency Injection) する ここで、以下のようなコードを説明しました。 // IHostBuilder ベース public class Program { public static void Main(string[] args){ IHost host = Host.CreateDefaultBuilder(args).ConfigureServices(services =>{...

.NET コンソールアプリで、構成情報を appsettings.json からロードする

2024/02/23
★★

コンソール アプリにおける構成情報のロード 以前の記事で、コンソール アプリで、Generic Host を使うことで、appsettings.json から構成情報をロードできることを説明しました。 .NET コンソールアプリで、DI(Dependency Injection) する Generic Host を使うことで、DI(Dependency Injection) 等の多くの機能が使えますが、構成情報のロードは、多くの機能の一部に過ぎません。 検証やデモ等で、簡単なコンソール アプリを開発する場合は、Generic Host の実装は、オーバースペックになるため、今回は、構成情報のロードに絞って説明します。 ConfigurationBuilder による構...

Azure OpenAI Client Library HTTP ログ出力の有効化

2024/02/18
★★★

Azure OpenAI client library for .NET Azure OpenAI Service へのアクセスは、REST API で行えますが、JSON 文字列の要求の作成、応答の解析を行うのが手間になります。そこで、REST API をラップした SDK として、Azure OpenAI client library が提供されています。.NET での開発では、Azure OpenAI client library for .NET が利用できます。 nuget Azure.AI.OpenAI 一方で、REST API での開発と比べて、どのような HTTP 要求 / 応答が行われているか分からないためデバッグ時に問題となることがあります。このよ...

.NET 8 RC1 を Visual Studio 2022 で利用する

2023/10/02
★★

.NET 8 RC1 は、Go live で運用環境での利用がサポートされる 以下の記事にも書きましたが、.NET 8 は、2023 年 9 月 12 日に、.NET 8 RC1 がリリースされ、正式リリースの 2023 年 11 月 14 日 まで、あと 2 か月となりました。 .NET 8 リリース日と .NET ライフサイクルまとめ .NET 8 RC1 の特徴としては、サポート フェーズがあります。.NET 8 RC1 のサポート フェーズは、Go live となり、運用環境での利用もサポート対象となっています。 運用環境でのサポートがされるなら、さっそく、運用中のアプリケーションを .NET 8 RC1 ベースで!と、思ったりしますが、Visual Stud...

.NET 8 リリース日と .NET ライフサイクルまとめ

2023/09/30
★★

.NET 8 がリリースされた? 2023 年 9 月末に、Azure の管理アカウントに「Action required: Upgrade your App Service apps to .NET 8 (LTS) by 12 November 2024」、「Action required: Upgrade your App Service apps to .NET 8 (LTS) by 14 May 2024」というタイトルのメールがきました。 内容は、Azure App Service で、.NET 6, .NET 7 を使っているからメールしました。.NET 6 は、2024 年 11 月 12 日に、.NET 7 は、2024 年 5 月 14 日にサポート...

ASP.NET Core アプリで、掲載コードをハイライト表示する

2023/09/19
★★

highlight.js 多くの Web ページに掲載されているコード例は、予約語やプリミティブ型に色が付けられ、カラフルに表示されています。コード エディタでも同様に色がつくために、コードを読みやすくしてくれます。 Web ページにコードを掲載する際に、なるべく読みやすくしたいのですが、手動で色を変更するのは、かなり苦労を伴う作業になります。そんな時、コードの色の変更を自動で行うことができる以下のライブラリがあります。 highlight.js JavaScript のライブラリなので、Web ページにリンクすることで、クライアント サイドでコード文字列へのシンタックスに応じたスタイルの変更を自動化できます。 以降では、Visual Studio 2022 を使って...

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趣味は、プログラミング。Microsoft 技術を中心に、フルスタックエンジニアとして日々鍛錬しています。