CentOS 5.4 で、Apahce と Tomcat 6 の連携
CentOS 5.4 で、Apache を Web サーバー、Tomcat 6 をアプリケーションサーバーにする
前回は、Tomcat をデーモンとして、システム起動時に Tomcat
が自動起動するように設定した。本記事の趣旨としては、開発環境ではなく、運用環境を目的としている。
Tomcat には、簡易的な Web サーバーが搭載されていて、デフォルトでは、http://localhost:8080/
でアクセスが可能だ。もちろん、この簡易 Web サーバーを運用環境としても利用してもよいが、あくまで簡易的な Web サーバーなので、一般的な Web
サーバーで利用可能な、ネットワーク負荷分散、リーバスプロキシ、ホストヘッダ機能等が搭載されていない。さらには、これらの機能が搭載されていたとしてもある程度の規模であれば、負荷分散、可用性、信頼性の面から、Web
サーバーを Tomcat と分離させた方が良い...
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CentOS 5.4 で、Tomcat 6 を自動起動する
CentOS 5.4 で、Tomcat 6 を自動起動する
前回は、CentOS 上で Tomcat
をデーモンとして起動する方法を紹介した。今回は、起動スクリプトを作成し、システムのスタートアップ時に自動起動する方法を紹介する。
以下は、前回紹介した手動でのデーモン起動方法だ。
>./bin/jsvc -cp ./bin/bootstrap.jar -user tommy -home /usr/java/jre1.6.0_18/
-outfile ./logs/catalina.out -errfile ./logs/catalina.err
org.apache.catalina.startup.Bootstrap
同じく、手動停止方法は、以下の通り。
>./bin/jsvc -stop org.apache.catalin...
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CentOS 5.4 で Apach Tomcat 6 をデーモンとして起動する。
CentOS 5.4 へ Apach Tomcat 6 をインストールし、デーモンにする。
前回は、CentOS 5.4 への Apach Tomcat 6 を紹介した。今回は、開発環境ではなく、運用環境として、Tomcat 6
をセットアップする方法を紹介する。
ここで、紹介する運用環境とは、以下の通り。
Tomcat をデーモンとして起動する。
Tomcat プロセスを専用のユーザーコンテキストで起動する。
デーモンとして起動するのは、Windows
ユーザーであれば、サービスとして起動するとすれば分かりやすいだろいう。次のデーモン専用のユーザーコンテキストで起動するのは、これもまた、Win...
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CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール
CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール
JRE のインストールに続いて、CentOS 5.4 に Apache Tomcat 6.0 をインストールする方法を紹介する。
まずは、既存環境の整理だ。yum list より Tomcat モジュールのインストールの有無を調べる。
>yum list | grep tomcat
jakarta-commons-collections-tomcat5.i386 3.2-2jpp.3 base
struts-webapps-tomcat5.i386 1.2.9-4jpp.5 base
tomcat5.i386 5.5.23-0jpp.7.el5_3.2 base
tomcat5-admin-webapps.i386 5.5.23-0jpp.7.el5_3.2 bas...
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Apache Tomcat 6.0 のフォーム認証
Apache Tomcat 6.0 のフォーム認証の実装の方法を説明する。
Apache Tomcat 6.0
では、レルムというアカウント、ロール管理のフレームワークが提供されている。レルムのアカウントのデーターソースとして以下のデータソースが利用できる。
JDBCRealm:
JDBCRealm: RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JDBC でアクセスする。
JDBCRealm:
RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JDBC でアクセスする。
DataSourceRealm:
RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JNDI 経由の JDBC でアクセスする。
JNDIRealm:
LDAP サーバーにアカウント情報を保持する。LDAP サーバ...
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Tomcat 6 と WTP での Servlet リファクタリング時の注意
Tomcat 6 と WTP での Servlet リファクタリング時の注意
Dynamic Web Project
でサーブレットを追加後、サーブレットの名前(サーブレットのファイル名)を変更した際に、ファイル内のクラス名などは、Eclipse
が変更後の名前で同期をとってくれるが、Tomcat 6 を利用している場合は、注意が必要だ。
Tomcat 6.x からの仕様に絡んでの動作だと思うが、サーブレットを追加すると、web.xml にサーブレットと URL
パスのマッピングが自動で定義される。これは、非常に便利だ。しかしながら、サーブレットのクラス名(ファイル名)を変更しても、web.xml
には、変更が反映されない。サーブレットのクラス名(ファイル名)を変更した際には、同時に手動での、web.xml の変更を忘れてはいけない。
尚、この記事では、以下の環境を前提としている。
...
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