The APR based Apache Tomcat Native library
前回の記事で、Apache
Tomcat を起動するとコンソールに以下のようなメッセージが表示される。
The APR based Apache Tomcat Native library which allows optimal performance in
production environments was not found on the java.library.path: xxxxxxxx
これはエラーではないが、"Apache Tomcat Native library" なるものが %PATH% にみつからないとのメッセージ。
("Apache Tomcat Native library" は、環境依存のライブラリで、"The Apache Tomcat Project"
よりソースコードが公開されている。)
これを解決する...
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Windows 7 x64 + Eclipse + WTP + Apache Tomcat 7 開発環境の構築
以前の記事では、Windows
7 x64 環境への Apache Tomcat 6.x のインストール方法を紹介した。
今回は、Apache Tomcat 7.0.0 Beta がリリースされてたので、このバージョンの Tomcat を Windows 7 x64
へインストールする方法と Eclipse Helios の Apache Tomcat Server Adapter を使用して開発環境組み込む方法を紹介する。
Eclipse + WTP 環境を前提としているため、"Eclipse
IDE for Java EE Developers" をインストールするか、Eclipse に
手動で、WTP をインストールしておく。
まずは、Apache Tomcat 7.00 Beta をインストールする。
http://tomcat.apache...
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Tomcat Server Adapter のインストール
"Eclipse
IDE for Java EE Developers" では、以下のようにいくつかの Server Adapter がインストールされている。
しかし、前回説明した Eclipse
Classic 3.6.0 に WTP を手動でインストールする方法では、Server Adapter がインストールされない。
さらには、[Download additional server adapters] リンクから、Apache Tomcat の Server Adapter
を入手することもできない。
そこで、Eclipse Helios のリポジトリから、Apache Tomcat の Server Adapter をインストールする方法を説明する。
Eclipse を起動し、[Help] -> [Install...
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CentOS 5.4 で、Apahce と Tomcat 6 の連携
CentOS 5.4 で、Apache を Web サーバー、Tomcat 6 をアプリケーションサーバーにする
前回は、Tomcat をデーモンとして、システム起動時に Tomcat
が自動起動するように設定した。本記事の趣旨としては、開発環境ではなく、運用環境を目的としている。
Tomcat には、簡易的な Web サーバーが搭載されていて、デフォルトでは、http://localhost:8080/
でアクセスが可能だ。もちろん、この簡易 Web サーバーを運用環境としても利用してもよいが、あくまで簡易的な Web サーバーなので、一般的な Web
サーバーで利用可能な、ネットワーク負荷分散、リーバスプロキシ、ホストヘッダ機能等が搭載されていない。さらには、これらの機能が搭載されていたとしてもある程度の規模であれば、負荷分散、可用性、信頼性の面から、Web
サーバーを Tomcat と分離させた方が良い...
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CentOS 5.4 で、Tomcat 6 を自動起動する
CentOS 5.4 で、Tomcat 6 を自動起動する
前回は、CentOS 上で Tomcat
をデーモンとして起動する方法を紹介した。今回は、起動スクリプトを作成し、システムのスタートアップ時に自動起動する方法を紹介する。
以下は、前回紹介した手動でのデーモン起動方法だ。
>./bin/jsvc -cp ./bin/bootstrap.jar -user tommy -home /usr/java/jre1.6.0_18/
-outfile ./logs/catalina.out -errfile ./logs/catalina.err
org.apache.catalina.startup.Bootstrap
同じく、手動停止方法は、以下の通り。
>./bin/jsvc -stop org.apache.catalin...
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CentOS 5.4 で Apach Tomcat 6 をデーモンとして起動する。
CentOS 5.4 へ Apach Tomcat 6 をインストールし、デーモンにする。
前回は、CentOS 5.4 への Apach Tomcat 6 を紹介した。今回は、開発環境ではなく、運用環境として、Tomcat 6
をセットアップする方法を紹介する。
ここで、紹介する運用環境とは、以下の通り。
Tomcat をデーモンとして起動する。
Tomcat プロセスを専用のユーザーコンテキストで起動する。
デーモンとして起動するのは、Windows
ユーザーであれば、サービスとして起動するとすれば分かりやすいだろいう。次のデーモン専用のユーザーコンテキストで起動するのは、これもまた、Win...
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CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール
CentOS 5.4 への Apache Tomcat 6.0 インストール
JRE のインストールに続いて、CentOS 5.4 に Apache Tomcat 6.0 をインストールする方法を紹介する。
まずは、既存環境の整理だ。yum list より Tomcat モジュールのインストールの有無を調べる。
>yum list | grep tomcat
jakarta-commons-collections-tomcat5.i386 3.2-2jpp.3 base
struts-webapps-tomcat5.i386 1.2.9-4jpp.5 base
tomcat5.i386 5.5.23-0jpp.7.el5_3.2 base
tomcat5-admin-webapps.i386 5.5.23-0jpp.7.el5_3.2 bas...
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Apache Tomcat 6.0 のフォーム認証 -DataSourceRealm-
前回に続き、今回は、Apache Tomcat 6.0 のレルム "DataSourceRealm" について紹介する。
DataSourceRealm は、ユーザー、パスワードを RDB に保持し、その RDB へは、JNDI 経由の JDBC でアクセスする。Java
プラットフォームで Web アプリケーションを開発する際に、もっとも、一般的な方法だろう。
まず、ユーザー情報、ロール情報を管理するテーブルを作成する。筆者の開発環境は、MySQL Server 5.1 を利用しているが、JDBC
ドライバーが提供されている RDB であれば、何を使ってもよい。
create table users (
user_name varchar(15) not null primary key,
user_pass varcha...
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Apache Tomcat 6.0 のフォーム認証
Apache Tomcat 6.0 のフォーム認証の実装の方法を説明する。
Apache Tomcat 6.0
では、レルムというアカウント、ロール管理のフレームワークが提供されている。レルムのアカウントのデーターソースとして以下のデータソースが利用できる。
JDBCRealm:
JDBCRealm: RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JDBC でアクセスする。
JDBCRealm:
RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JDBC でアクセスする。
DataSourceRealm:
RDB にアカウント情報を保持する。RDB には、JNDI 経由の JDBC でアクセスする。
JNDIRealm:
LDAP サーバーにアカウント情報を保持する。LDAP サーバ...
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Apache Tomcat 6.0 の JNDI による DB アクセス
Apache Tomcat 6.0 の JNDI リソースを利用した DB アクセスの方法
Tomcat 6 では、J2EE の JDNI が利用できる。JNDI は、簡単に言えば分散オブジェクトの技術だが、JDBC データソース
の管理にも利用できる。もちろん JNDI を利用することなく、JDBC を直接利用して、DB へアクセスしても構わないが、JNDI
を利用することにより、コネクションプーリングや疎結合性による将来的なスケーラビリティの確保等の恩恵を受けることができる。
ただ、JNDI は、JDBC と対極する技術ではなく、JNDI は、下位で JDBC を利用している。JDBC を JNDI
でラップすることにより、疎結合性を確保している。
まず、JDBC ドライバーを Tomcat にインストールする。$CATALINA_HOME/lib にJDBC
ファイルをコピーする。筆者の環境で...
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Tomcat 6 と WTP での Servlet リファクタリング時の注意
Tomcat 6 と WTP での Servlet リファクタリング時の注意
Dynamic Web Project
でサーブレットを追加後、サーブレットの名前(サーブレットのファイル名)を変更した際に、ファイル内のクラス名などは、Eclipse
が変更後の名前で同期をとってくれるが、Tomcat 6 を利用している場合は、注意が必要だ。
Tomcat 6.x からの仕様に絡んでの動作だと思うが、サーブレットを追加すると、web.xml にサーブレットと URL
パスのマッピングが自動で定義される。これは、非常に便利だ。しかしながら、サーブレットのクラス名(ファイル名)を変更しても、web.xml
には、変更が反映されない。サーブレットのクラス名(ファイル名)を変更した際には、同時に手動での、web.xml の変更を忘れてはいけない。
尚、この記事では、以下の環境を前提としている。
...
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WTP(The Eclipse Web Tools Platform) による JSP 開発環境の構築
WTP(The Eclipse Web Tools Platform) による JSP 開発環境の構築
[File] -> [New] -> [Project...] で、[New Project] ダイアログを起動し、 [Web] -> [Dynamic Web
Project] -> [Next] ボタンをクリックし、[New Dynamic Web Project] ダイアログを起動する。
[New Dynamic Web Project] ダイアログ [project name] に "HelloJspViaWtp"( プロジェクト名任意 )
と入力、[Finish] でプロジェクトを作成する。サーバーラインタイムの設定が未であれば、http://www.masudaq.com/blogger/Daily_2010_03_02.htm#c75709ed-c861-45f2-a82e-492ebf43e242
...
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WTP(The Eclipse Web Tools Platform) による Tomcat 開発環境の構築
WTP(The Eclipse Web Tools Platform) による Apache Tomcat 開発環境の構築
[File] -> [New] -> [Project...] で、[New Project] ダイアログを起動し、 [Web] -> [Dynamic Web
Project] -> [Next] ボタンをクリックする。
[New Dynamic Web Project] ダイアログの [project name]
に任意のプロジェクト名を、[Target runtime] から、[New...] を選択し、[Apache Tomcat v6.0] を選択して [Next]
ボタンをクリック、[New Server Runtime Environment] ダイアログで、[Tomcat install directory] に
To...
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