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NO DEVELOPMENT NO LIFE.

Linux 統合サービス v2.1 リリース

つい先日、"Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2" がリリースされた。

Linux Integration Services v2.1 for Windows Server 2008 Hyper-V R2

今回のリリースの特徴と概要は、以下のとおり。

  1. Driver support for synthetic devices: ネットワーク ドライバー、ストレージ ドライバーの提供
  2. Fastpath Boot Support for Hyper-V: Virtualization Service Client によるパフォーマンスの強化
  3. Timesync: ホストとの時刻同期
  4. Integrated Shutdown: Hyper-V Manager によるシャットダウンのサポート
  5. Symmetric Multi-Processing (SMP) Support: 4 つまでの仮想 CPU の割り当て
  6. Heartbeat: ハートビートの検出をサポート
  7. Pluggable Time Source: pluggable clock source module による時刻ソースの提供

まず、3 により時刻同期がサポートされたのは、Linux にとっては大きなポイント。今までの統合サービスでは、時刻同期がサポートされておらず、NTP の利用等、時刻を安定させるのに非常に苦労した

5 については、Linux は比較的軽く、それが故の利用が多いと考えられるため、複数のプロセッサを割り当てることは少ないかもしれないが、CPU がボトルネックとなる運用シーンにおいては、実現性が高まったということだろう。
ただし、この SMP サポートは、32bit の Linux ゲストでは利用できないという制限がある。

全体的にみると、パフォーマンスの強化、安定性の向上が特徴と感じる。これは、Hyper-V で Linux ゲストというサーバー運用シーンに対する積極性が見て取れる。

逆にクライアント側、Linux ゲストのマウスキャプチャなど、UI 系のサポートは、外部のプロジェクト: Citrix Project Satori に託されている。

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