IIS 7 で、特定の拡張子のファイルへのアクセスを制限する

一般的な Web アプリケーション開発においては、データストアに DBMS を利用する。 DBMS は、Web サーバーとローカルネットワーク環境で接続可能であり、HTTP 経由で DBMS へアクセスすることはできない。 小規模な Web アプリケーションでは、*.txt ファイル、*.xml ファイルをデータストアとすることがある。 この場合、IIS のデフォルトの設定では、.txt ファイル、.xml ファイルへアクセス HTTP 経由でアクセスできてしまう。 IIS のデフォルトの設定では、ディレクトリの参照が無効となっており、ディレクトリ内のファイルの一覧を表示することはできないが、ファイル名を直接してやれば HTTP 経由でのアクセスが可能。 *.txt、*.xml 等の特定の拡張子のファイルへの HTTP 経由のアクセスを制限するには、"MIME の種類" ... 続きを読む

IIS ASP.NET 複数バージョン混在時のエラー

前回の記事では、Windows Server 2008 の IIS 7 では、バージョンの異なる .NET Framework ランタイムをアプリケーションプール単位で混在させることができることを紹介した。 今回は、複数のバージョンの異なる ASP.NET アプリケーションをホストする際の注意点を説明する。 一つのサイトに複数のバージョンを混在させると、以下のようなメッセージが出力され、エラーが発生する場合がある。 ファイルまたはアセンブリ 'Masudaq.Library.Net'、またはその依存関係の 1 つが読み込めませんでした。このアセンブリは現在読み込まれているランタイムより新しいランタイムでビルドされているため、読み込むことができません。 スタック トレース: [BadImageFormatEx... 続きを読む

IIS ASP.NET バージョンの変更と混在

Windows Server 2008 の IIS では、ASP.NET のランタイムの .NET Framework のバージョンを変更、さらには、混在させることもできる。 Windows Server 2008 の IIS のデフォルトは、.NET Framework v2.0 だが、昨今では、.NET Framework v4.0 がリリースされている。 Visual Studio のプロジェクトのプロパティの [対象のフレームワーク] で、".NET Framework 4" を選択し、ASP.NET アプリケーションを開発した場合は、運用サーバーの IIS のランタイムも ".NET Framework 4" にする必要がある。 まずは、運用サーバー側に .NET Framework 4 がインストールされていない場合は、.NET Framework 4 をインストール... 続きを読む

Windows Server 2008 R2 64 bit 版 IIS 7 と Tomcat 6 の連携

Windows Server 2008 R2 64 bit 版 IIS 7 と Tomcat 6 の連携 Windows Server 2008 R2 64 bit 版 の IIS 7 を Web サーバー、Tomcat 6 をアプリケーションサーバーにする方法を紹介する。 今回のケースでは、IIS と Tomcat は、物理的に別のサーバーで、クライアントからの HTTP アクセスを IIS が着信し、IIS から、Tomcat へ要求を AJP(Apache Jserv Protocol) でリダイレクトする。比較的一般的な Apache HTTP Server を Web サーバーとする構成ではなく、IIS を Web サーバーとする。 Tomcat では、"Tomcat Connector" という名称で、様々な Web サーバーとの連携を実現する Web ... 続きを読む